ガリレオの苦悩 東野圭吾

東野圭吾さんのガリレオシリーズの短編で、ドラマに出ていた内海薫刑事も登場してくる。

第一章 落下る おちる
第二章 操縦る あやつる
第三章 密室る とじる
第四章 指標す しめす
第五章 攪乱す みだす

個人的には「指標す」がお気に入りですわーい(嬉しい顔)

ダウジング(水脈などを、棒や振り子を使って探す占いのようなもの)を使う少女の話ですが、湯川先生は「神秘的なものを否定するのが科学の目的じゃない。彼女は振り子によって、自分自身の心と対話をしている。迷いを振り切り、決断する手段として使っているにすぎない。振り子を動かしているのは彼女自身の良心だ。自分の良心が何を目指すのかを示す道具があるなら、それは幸せなことだ。我々が口出しすべきことじゃない」

人は誰でも迷ったり悩んだりすることがあると思いますが、心では分かっていてもつい欲が絡んで間違った判断をしてしまいがちです。

“答えは自分自身の中にある”とよく言いますが、自分の特になるほうを選びたいので自分の良心を無視してしまいます。

彼女はダウジングをすることで自分自身の良心と無意識に対話して、欲にとらわれずに正しい選択をしているですね。

この話は湯川先生の人間的な考えが見れて感動的でした。




posted by totosi at 2011年10月15日22:31
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