はだしのゲン (1) 中沢啓治

子供の頃に読んでこわいイメージのあった「はだしのゲン」ですが、今読み直してみると凄く深くって良い本ですぴかぴか(新しい)

“霜柱をおしのけて
冷たい冬に芽をふいた麦は
なん回も
なん回も
ふまれる…
ふまれた麦は
たくましい根を
大地にはいって
霜や風雪にたえ
大きく
まっすぐにのび…
やがて
ゆたかな穂を
みのらせていく”

中岡家の畑で、お父さんが「おまえたちもこの麦みたいになるんだぞ」というシーンから始まるゲンの物語。

1巻では戦争に反対する立場のゲンのお父さんと、戦争賛成、日本バンザーイ的な町内会長の対立。

町内会では、鬼畜英米をやっつけるために竹ヤリの訓練をおこなうが、まじめにやらないゲンのお父さんを非国民と非難するがゲンのお父さんは
「だいたい、こんな竹ヤリでアメリカ兵とたたかえると思っているのか。むかっていくまえに機関銃で皆殺しだ。
アメリカと日本では資源のない小さな国の日本は平和を守って世界中と仲良くして貿易で生きるしか道はないんだ。」

確かに、今冷静に考えれば竹ヤリで機関銃と戦おうというのは変ですね。。。

さらにゲンのお父さんは
「軍部のやつらが金持ちにあやつられ、武力で資源をとるために戦争をはじめて、わしらをまきこんでしまったんだ。
おまえらは戦争の熱病にかかりだまされているんだ、この戦争はまちがっているっ」

この時代の多くの日本人は日本は勝てると信じていたのでしょうか、、、今の日本人もマスコミにおどろされて自分で正しい判断をしてるとは言いがたいかもしれませんが。。。

これからは、自分自身で考えて行動する力が必要だと思います。

勇気のいることかもしれませんがグッド(上向き矢印)

1巻の後半になって原爆が広島の町に投下され、子供の頃に読んでイメージとして残っている怖いシーンに。

この本を読んでいると、原爆を投下したアメリカを非難するより、日本人のおろかさと、その原因が描かれていて身にしみますふらふら

大人になってもう一度読み直してもらいたい一冊ですexclamation×2

はだしのゲン (1) (中公文庫―コミック版)
中沢 啓治
中央公論社
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posted by totosi at 2011年08月06日10:19
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